【開催予告】日本薬剤学会 第10回 物性FGセミナー
医薬品開発における熱分析の基礎から応用
〒569-8686 大阪府高槻市大学町2番7号https://www.apstj.jp/event/fg/10th-fg-profiling-symp/
セミナー会場:本部北キャンパス 講堂
情報交換会会場:本部キャンパス
日時 | 2026年2月27日(金) 10時30分 〜 17時00分 |
---|---|
場所 | 大阪医科薬科大学 本部北キャンパス 講堂 |
主催 | 日本薬剤学会物性フォーカスグループ |
概要 | 熱分析は、医薬品の研究開発において欠かせない技術であり、創薬ステージからCMC研究、品質管理まで様々な場面で使用されている。近年では、モダリティの拡大に伴い、医薬品開発における熱分析の活用も多様化している。特に、難溶性薬物の可溶化処方における非晶質の状態評価、中分子や高分子の熱変性温度(Tm)評価などが挙げられる。これら特性評価は、製剤の安定性や有効性を確保するために重要であり、熱分析を活用した効果的な製剤設計を通して、医薬品の開発プロセスを加速させることが期待される。今後、熱分析は更に多様なモダリティの特性解析への活用が期待できる。 本会は初心者から中級者を対象に「わかりやすい」をコンセプトとしている。熱分析を用いて研究されている産官学の研究者からご講演頂き、熱分析研究について基礎から学ぶ機会を提供する。 |
内容 | <講演> 熱分析の概要とDSC, TG-DTAの基礎 葛西 佑一 先生 (株式会社日立ハイテクアナリシス) DSCによる非晶質薬物の結晶化解析 ―データばらつきを抑える操作ポイント― 宮崎 玉樹 先生(国立医薬品食品衛生研究所) 熱分析技術による中高分子医薬品の物性評価:ITC・DSCの応用事例 廣瀬 雅子 先生(スペクトリス株式会社) 熱測定から見えるタンパク質の構造・物性・機能 織田 昌幸 先生(京都府立大学) 抗体医薬品開発における熱分析の利用 平川 祐也 先生(塩野義製薬株式会社) 熱分析を利用した核形成至適温度の探索 -非晶質の安定性のより深い理解へ- 石塚 太一 先生(小野薬品工業株式会社) 物性研究の振り返りとこれから 池田 幸弘 (Pharmaceutical science & Consulting) 座長:山﨑 浩司 (アステラス製薬株式会社)、新井 勇太 (武田薬品工業株式会社)、杉田 和也(中外製薬株式会社)、安藤 大介(国立医薬品食品衛生研究所) 司会:橋塚 貴彦(沢井製薬株式会社) 挨拶:我藤 勝彦 (大塚製薬)、篠崎 妙子(第一三共株式会社) |
参加区分 参加費 支払方法 |
セミナーのみ:一般 7,000円,学生 無料 セミナー+情報交換会:一般 10,000円,学生 3,000円 *情報交換会 (17時半~19時を予定)は、飲み物+軽食を準備します。 支払は下記への銀行振り込みにてお支払い願います。 きらぼし銀行(金融機関コード:0137)、秋津支店(店番号:055)、普通口座:5028048 口座名:公益社団法人日本薬剤学会物性フォーカスグループ シヤ)ニホンヤクザイガツカイ ブツセイフオーカスグループ (領収書の必要な方は、登録連絡をして頂く際にその旨をご記載下さい) |
参加申込 方法 |
参加を希望される方は,参加登録用URL https://forms.gle/Fs8s4g6dc8ER4sUM6 より,①お名前,②ご所属,③参加区分(一般 or 学生),④情報交換会の参加の有無について,2026年1月30日(金)までにご入力下さい.領収書が必要な方は,登録時に備考欄にその旨をご記載下さい.不明な点がございましたら,E-mail(bussei.fg.apstj@gmail.com)までご連絡ください. |
お問い合わせ
事務局:日本薬剤学会 物性FG 事務局 担当 鈴木 直人, 伊藤 雅隆
〒274-8555 千葉県船橋市習志野台7-7-1 日本大学薬学部薬剤学研究室内
Email: bussei.fg.apstj@gmail.com URL: https://bussei-fg.com/