【活動報告】第25回技術伝承実習講習会
評価技術を基盤とした創薬のための製剤設計戦略
物性フォーカスグループが共催する今年度の第25回技術伝承実習講習会は、2024年8月29日、30日に、日本大学薬学部において開催しました。本講習会は、講義に加え、実習により技術を体験し、実験結果の解析を通じさらに理解を深めていただくものです。今年度も、定員満席となり、盛況のうちに終了しました。
『評価技術を基盤とした創薬のための製剤設計戦略』をテーマとし、下記の講義および実習を実施しました。
<講義>
分光学を中心とした物性評価法総論 米持 悦生 先生(国際医療福祉大学成田薬学部)
製剤設計を見据えた物性研究総論 山本 克彦 先生(武田薬品工業株式会社)
経口吸収性を考慮した原薬形態選定・製剤設計 我藤 勝彦 先生(大塚製薬株式会社)
「製剤の溶出特性に影響を与える原薬物性」 橋塚 貴彦 先生(沢井製薬株式会社)
<実習>
実習課題A:結晶化の基礎と塩・共結晶・多形スクリーニングへの応用 (中外製薬株式会社)
実習課題B:製剤設計のための最先端の物性データ取得と解釈 (武田薬品工業株式会社)
実習課題C:高分子固体分散体製剤の合理的設計のための評価法(アステラス製薬株式会社)
実習課題D :予測モデルによる原薬・製剤安定性の短期評価法実習 (第一三共株式会社)